令和7年10月13日(月・祝)に、「とっとり健康増進フォーラム~いきいき健康100年ライフ~」を米子コンベンションセンターにて開催しました。
 小ホールでは、前半に特別講演、後半にシンポジウムを行い、保健・医療・介護・福祉関係者等の皆様が聴講されました。

特別講演

演題ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり ~一生元気でいるための生まれてから年を取るまでのベストな生活習慣とは?~
講師:順天堂大学大学院医学研究科スポーツ医学・スポートロジー/代謝内分泌内科学 教授 田村好史 氏

 特別講演では、健康的に過ごすためにはしっかりとした食事に加えて運動が特に大切であり、正常体重における糖尿病等のリスクやサルコペニア(加齢による筋肉量の減少および筋力低下)等のリスクについてデータを交えながらご講演をいただきました。
 サルコペニアの要因の中でも”痩せ”に着目され、近年増加する女性の低体重が社会的に問題となっていること、一生元気で健康的に過ごすためには、なるべく早い時期から適切な食事・運動を継続していくことが重要であると述べられました。

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シンポジウム

演題いきいき健康100年ライフ ~活力ある健康活躍社会の実現に向けて~

 シンポジウムでは、はじめに座長である孝田氏から健康寿命や活躍寿命等の基礎知識等についてのご解説およびシンポジウムの演題である「いきいき健康100年ライフ」とは活躍寿命をどれだけ延伸できるかということであるとのご発言をいただいた後、テーマに沿って4名の方に発表いただきました。

 発表後は、地域・社会とつながり、役割や生きがいをもって心身ともに健康に活躍していくため、発表者の方々が日々取り組まれている活動や認識した課題等について、座長・助言者を加えて熱心なディスカッションが行われました。

 助言者として登壇いただいた藤井氏からは、健康づくりは決まったやり方がなく、個人個人でのやり方がたくさんある。基本的な健康づくりは個人の意識と行動・健康になれる環境が必要となるため、医療や看護・行政に限らず、様々な視点により自然に健康になれる環境づくりを実施していくことが大切であることして、シンポジウムを締められました。

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各種体験ブース

 1階情報プラザでは健康セミナーおよびニュースポーツ体験、2階国際会議室では健康体験・運動ブースを設置し、講演参加者以外にも多くの一般住民の方々で賑わいました。

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 フォーラムの参加者からは「健康意識が向上し、地域全体での健康づくりに興味を持った」「運動習慣等の生活習慣や社会貢献活動への参加などの行動変容につなげたい」という声が多数あり、地域住民、行政、医療・福祉関係者が連携する重要性を再認識したほか、健康づくりや行動変容につながる前向きな意見が聞かれる有意義なイベントとなりました。