特定健診・保健指導従事者研修会は県・保険者協議会の共催で年4回開催しており、 7月19日(金)に第1回となる基礎編、8月6日(火)に第2回となるスキルアップ編①を開催しました。
7月19日(金)の基礎編では、「行動変容に繋がる特定保健指導」と題し、公益財団法人結核予防会 総合健診推進センター 管理栄養士 佐野 喜子 氏を講師にお招きし、市町村や医療機関等から80名に参加いただきました。
講義では、問題解決のためには優先順位をつけること、また目標を立てる際は欲張らず具体的な内容にすることが大切と教えていただきました。具体的な内容にすることで評価がしやすいということを学びました。
参加者からは、「実践に活用できそう」「対象者が納得し行動することにつなげるためにも、情報を提供する際や目標を立てる際には具体的なものを挙げていくことが大事だと分かった。」等の声をいただきました。
8月6日(火)のスキルアップ編①では、広島大学 医系科学研究科 特命教授 柴田 重信 氏を講師に、特定保健指導に使いたい時間栄養学の講演をしていただきました。体内時計の仕組みから体内時計と肥満の関係や朝のたんぱく質の重要性など時間栄養学の基礎から保健指導で活用できる内容まで分かりやすく教えていただきました。
参加者からは、「体内時計と食事との関連について学べた」「保健指導はもちろんだが自分自身の食生活も見直そうと思った」「体内時計を整えることがいかに大切か分かった」等の声をいただき、とても充実した研修会となりました。
次回の研修は、Fitness Ja-んぐる 澤 晶子 氏を講師とし、実技を交えながら行動変容を促す運動指導についてご講演いただきます。ぜひご参加ください。

【次回の研修内容】
日時:令和6年9月10日(火) 14:00~16:00
場所:中部総合事務所 講堂
講師:Fitness Ja-んぐる
澤 晶子 氏
内容:~行動変容を促す運動指導~ ・対象者が継続できる!内臓脂肪を効果的に減らす運動
(研修後も確認できる動画付き)
・まずはココから!保健指導で実践できる気持ちいい運動
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