11月7日(木)に鳥取市つながりサポーターフォローアップ研修会を開催しました。この研修会は、孤独・孤立となっている方を見守り、必要に応じて声をかけたり、行政機関に対応を相談するなどの活動をしている、鳥取市つながりサポーター向けに、日々の活動に役立つスキルを身につけていただくことを目的に、鳥取市と本会の共催で初めて開催しました。現地参加とWebのハイブリット方式により開催し、計51名の方に参加いただきました。講師には、鳥取大学医学部 地域医療学講座 准教授 孫 大輔 氏をお招きし「地域共生社会を実現するためのつながりを生むスキル」と題し講演いただきました。

 講義では、孫先生が主体となって大山町で取り組んでいる“おせっかい人(リンクワーカー)”の活動を紹介しながら、リンクワーカーとして必要な5つのスキル(傾聴する、つぶやきを拾う、つなげる、楽しむ/楽しませる、暮らしの動線に立つ)を、具体例を交えながら教えていただきました。その後、グループワークを行い、孤独・孤立の方を笑顔にするためのアプローチ方法を、グループのメンバーで話し合いました。

 参加者からは、「傾聴スキルを意識しながら今後の活動に取り組みたい」「まずは自分にできることから始めていきたい」等の声をいただきました。

 今後も、リンクワーカーの育成に関する市町村への事業支援・事業展開を行っていきます。