令和5年6月2日(金)に、鳥取県庁にて、鳥取県平井伸治知事に、住民の健康・予防づくりに繋げ、被保険者の将来予測を含めた保健指導を支援するアプリである「とっとり健康+(プラス)」の完成を報告しました。
「健康・医療データ等共同分析会議」の座長を務めていたただいている尾﨑米厚(おさきよねあつ)鳥取大学医学部教授と、本会の小倉誠一常務理事などで、アプリの説明やデモンストレーションを実施しました。
なお、報告会の様子は、山陰放送のテレポート山陰内でニュースとして放送されました。

 

「とっとり健康+(プラス)」とは

 本会では、住民の健康・予防づくりに繋げるため、被保険者の将来予測を含めた保健指導を実施するツールを開発しました。

 「とっとり健康+」は、医学的知見を踏まえた効果的な保健指導・保健師等の専門職の事務効率化・住民の行動変容に繋げるための効果的な情報提示を目指しています。

「とっとり健康+(プラス)」でできること

  • マクロ分析

    医療・健診・介護情報の経年的な全体像や日常生活圏域における比較により地域の健康課題を把握することができます。

  • 個人検索
    • ハイリスク者抽出

      健康・医療データ等共同分析会議の分析結果等を踏まえた条件により、高額医療費や要介護の要因となりやすい疾病のハイリスク者を抽出し、保健事業に繋げることができます。

    • 保健指導対象者の健診・医療情報表示

      保健指導対象者の健診・医療の履歴を保険者が効率的に把握することができます。

      また、健診結果の推移や有所見の項目を見える化し、被保険者本人の意識啓発に繋げることができます。

    • 将来予測と生活習慣病改善提示

健診結果等の情報から、将来の疾病予測を表示し、予防のために必要な生活習慣改善を提案して被保険者の行動変容を促すことができます。

 

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