鳥取県の予防・健康づくりを担う産・官・学の関係者を対象に地域医療や地域包括ケア・健康づくり活動を取り巻く諸課題を共有し、その解決に向けた新たな一歩につなげていくことを目的として、「とっとり・健康寿命延伸フォーラム」を開催しました。

 第1部「ビッグデータ分析と健康づくりセミナー」の前半では、鳥取県庁 副知事 亀井 一賀氏を講師に招き、「本県におけるデジタル社会に向けた挑戦」と題して講演いただきました。

 講演では、鳥取県庁での業務IT化や鳥取県が行っている施策を例に、定例業務を減らし、人でしかできない業務へ労力をシフトすることで、現場ニーズに沿ったサービスを提供可能にし、それがデジタル社会の実現には重要であると講演いただきました。また鳥取県が進める住まあとっとりプロジェクトについて鳥取県国保連合会と進めるビッグデータを活用した健康増進についてふれ、本年度開発予定のアプリを用いて効果的な保健事業を展開することで介護予防につなげ、県民の健康維持の推進に役立ててほしいと説明されました。

亀井副知事写真

亀井副知事資料