今年度第2回目の標記会議を、令和4年8月10日(水)に開催しました。

 今回の会議では、今年度から開発に着手する健康づくり・保健事業に活用できる保険者向けアプリの構想について協議を行い、保険者のニーズに寄り添いつつ、限られた時間と資源の中で開発を進めるための機能の優先順位などを検討しました。

 また、来年度開発を予定している住民向けアプリについても話題が及び、これまでこの会議で分析してきた鳥取県独自の分析データを、住民(鳥取県民)にとって有意義な形で機能化することについて検討を行いました。この住民向けアプリは、全国規模の統計からアプローチするのではなく、鳥取県の地区別で比較するなど、より地域に根差した健康管理ツールとして活用されることを目指して検討しているものです。

 その他、この共同分析会議ではAIによるデータ分析も検証を進めており、がん検診データを用いず、健診・医療等のデータからがんの発症予測を行う予測モデルなどを例に、検討状況の進捗報告を行いました。