鳥取県国民健康保険団体連合会が保管する健診、レセプト、介護データを、医学的・統計学的な観点で分析することにより、鳥取県の新たな予防・健康づくりの基盤構築を推進することを目的として、令和2年度から健康・医療データ等共同分析会議を設置し、検討を進めており、今年度第1回目の会議を令和4年5月26日(木)に開催しました。

 本会議は鳥取大学や民間のIT企業も参画して令和2年度の設置以降、これまで2年近くの活動の中で県・市町村の全体像や特定の疾病(生活習慣病やがん、人工透析等)について分析してきました。

 今年度は医療・介護等のビッグデータの分析結果をデジタル化することで医療保険者が実施する健康づくり・保健事業に活用できるアプリの構想などについても検討を行いました。

 そのほか、糖尿病性腎症の重症化予防に向けた取組状況についても報告し、今後の方針を確認しました。