令和41022日(土)に、大山町において「だいせん健康フェスタ」を開催しました。これは、今年度、鳥取県保険者協議会(国保連合会が業務実施を受託)が大山町と協働で実施している事業「地域に広がる支え合い健康づくり事業~秀峰大山に広がる医療・福祉とつながる地域コミュニティの輪~」における取り組みの一環として初めて開催するもので、大山町総合文化祭(令和4102223日)と同時開催し、本会場とサテライト会場に分かれて、来場者へ取組みの紹介や啓発などを行いました。

 

本会場

 本会場となった中山農業者トレーニングセンターでは、大山町健康対策課が例年総合文化祭に出展しているブースを「健康づくりコーナー」として拡大し、おせっかい人(この取組みにおけるリンクワーカーの呼称)が日ごろ大山町内で実施している『暮らしの保健室』を実施したり、健康づくりやこれまでの取り組み紹介などについて展示を行いました。暮らしの保健室では、日ごろから顔なじみとなっている方以外にも多くの方に足を止めていただき、終日賑わいを見せました。

 また、ステージイベントとして、大山町長やおせっかい人、町内かかりつけ医など、この事業の関係者によるトークセッションを行いました。おせっかい人の活動や、人と人、人と社会のつながりの大切さ、そして大山町が目指すまちづくりなどについて話し合い、来場者へ発信しました。

ステージ

 

サテライト会場

 サテライト会場は、本会場からほど近い中山公民館に設置しました。本会場同様、暮らしの保健室を実施したほか、大山町を舞台として製作された映画「うちげでいきたい」の上映会を行いました。

 上映会では、看取りという一見すると悲しいテーマから、最後には少し前向きな気持ちになれる展開に、鑑賞後「とても良かったです」と声をかけてくださる方もありました。

映画上映

 

 この度のイベントでは、両会場を通じて多くの方にご来場いただけましたが、大規模イベントであることもあり、お一人お一人と時間をかけてじっくりお話しすることができませんでした。しかしながら、普段お会いすることのなかった方ともお話ができたり、取り組みを知っていただく大変良い機会になったため、ここで生まれた「つながり」を今後の取り組みに活かしていきたいと思います。

 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

暮らしの保健室

 

 なお、暮らしの保健室は大山町で随時実施しているので、興味のある方はぜひご参加ください。

 今後の予定や開催状況は、一般社団法人コミュニティウェルビーイング研究所のFacebookページで紹介されています。

https://www.facebook.com/communitywellbeinglab