地域住民全体の健康づくりを進めるため、市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が相互に連携し、医療費の適正化及び住民の健康寿命延伸を目指したモデル事業を湯梨浜町で実施しています。(令和5~6年度の2か年)

 このモデル事業は、医療保険者の枠を越えて国保と協会けんぽが一連のプロセスで加入者(住民)の特定健診の受診勧奨や特定保健指導等を実施する全国初の取組で、湯梨浜町と佐賀県鳥栖市の2自治体で実施しています。

 

事業のスキーム

健康づくりモデル事業推進懇談会

 令和6年5月21日(火)、湯梨浜町に本事業の関係者が参集し、令和5年度の事業実施状況報告及び令和6年度の事業方針等を協議するため懇談会を開催しました。

 懇談会では、国民健康保険中央会及び協会けんぽ、湯梨浜町、鳥取県国保連合会の代表者・担当者が事業の状況を報告し、今後のさらなる事業推進に向けた意見交換を行い、取組の全県下、全国への展開を目指して連携していくことで一致しました。

                                                                                                                                             (左から)協会けんぽ鳥取 吉田支部長

                                                     厚生労働省   笹子国保課長

                                                     協会けんぽ本部 北川理事長

                                                     湯梨浜町    宮脇町長

                                                     国保中央会   原理事長

                                                     鳥取県国保連  小倉常務理事 

平井鳥取県知事への表敬訪問

 健康づくりモデル事業推進懇談会の同日に、関係者が鳥取県庁で平井伸治知事を表敬訪問して事業状況を報告し、今後の事業展開への後押しをお願いしました。

 平井知事からは、「健康づくり資源の多くある湯梨浜の地で地域・職域の枠を越えた取組により、地方を導いてほしい。」と期待の声をいただきました。

(左から)協会けんぽ本部 北川理事長

     鳥取県     平井知事

     国保中央会   原理事長

     厚生労働省   笹子国保課長

湯梨浜町地域・職域連携推進会議の取組

 この事業では、地域保健と職域保健それぞれの健康づくり資源を連携するため「地域・職域連携推進会議」を立ち上げ、住民にフル活用していただく体制を構築しており、今後も、住民の皆様が健康づくりに触れる機会を創出し、ご自身の健康に関心を持って生活していただけるように事業を進めて参ります。

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