レセプト電算処理システムとは?


レセプト電算処理システムは、診療報酬の請求を紙のレセプトにかえて、電子媒体に収録したレセプト(電子レセプト)で提出することが出来る仕組みを整備したものです。医療機関、審査支払機関及び保険者を通じて一貫した整合性のあるシステムを構築し、業務量の軽減と事務処理の迅速化を実現することを目的としています。
なお、免除または猶予要件に該当しない限り、平成27年4月診療分から原則電子レセプトによる請求が義務化されています。

レセプト電算処理システムの略図





レセプト電算処理システム手続きの流れ


手続きにかかる期間は、国保連合会との確認試験を含め、2か月以上かかります。
 

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提出時の注意点

  • 20日までに[光ディスク等レセプト確認試験依頼書]を提出してください。
  • [光ディスク等レセプト確認試験実施連絡書]を送付しますので、確認試験用光ディスク等レセプトを作成し提出してください。
  • 磁気レセプト確認試験結果連絡書等をもとに試験結果の分析を行い、その結果がよければ[光ディスク等レセプトを用いた費用の請求に関する届け出]を提出してください。
  • 再度試験を行う場合は、[光ディスク等レセプト確認試験依頼書]を改めて提出してください。
  • [光ディスク等レセプトを用いた費用の請求に関する届け出]または[電子情報処理組織の使用による費用の請求に関する届出]を提出される場合、「請求開始・変更年月」は診療年月ではなく、請求月をご記載ください。例として、5月10日までに請求される(4月診療分)レセプトから請求を開始する場合、請求開始・変更年月は5月となります。 

提出媒体に貼付するラベル


電子媒体への表記については、記録形式、点数表区分、医療機関(薬局)コード、保険医療機関(薬局)名称、診療(調剤)月分、提出年月日及び媒体枚数(請求枚数及び当該媒体の順)ならびに支払基金または、国保連合会の別を記載する。なお、確認試験で提出する電子媒体には、貼付ラベルの余白に「試験用」と朱記する。

添付ラベル詳細

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