オンライン請求システムとは?

オンライン請求システムは、保険医療機関・保険薬局と審査支払機関を全国規模のネットワーク回線で結び、レセプト電算処理システムにおける診療報酬などの請求データ(レセプトデータ)をオンラインで受け渡す仕組みを整備したシステムです。

保険医療機関、保険薬局では、請求する電子媒体をオンライン請求で使用するパソコンに取り込み、審査支払機関に送信します。審査支払機関では送信されたレセプトデータをWEBサーバーで受け付け、レセプト電算処理システムにデータを受け渡し、業務処理を行うこととなります。

また、保険医療機関・保険薬局へは、レセプト電算処理システムにより編集された増減点連絡書データをWEBサーバーを介して提供することもできます。

ネットワーク、オンライン専用の認証局及び基本的なソフトウェアの構築については、国保・社保共通の仕様に基づき基盤整備を行っています。

オンライン請求を行うことのメリット

オンライン請求システムには受付・事務点検ASP機能があり、患者氏名の記録漏れのような事務的な記載誤りのあるレセプトを事前に確認することができます。
これにより、予めエラー箇所を訂正したレセプトを提出することが可能となり、請求及び審査支払事務の効率化が図られます。

Webサーバー上での受付の流れ

※受付・事務点検によりエラーとなるレセプトは、事務的な記載誤りなどにより本会から返戻となるものが該当します。