健診、レセプト、介護データ等を、医学的・統計学的な観点で分析することにより、鳥取県の新たな予防・健康づくりの基盤構築を推進することを目的として、令和2年度に設置した「健康・医療データ等共同分析会議」の活動が4年目を迎えました。 今年度第1回目の会議を令和5年8月8日(火)に開催し、今年度の取組内容や今後の事業展望等について協議しました。

 これまで3年間の活動の中で県・市町村の全体像や特定の疾病(生活習慣病やがん、人工透析等)について分析してきたことに加え、AIによる疾病分析を目指していることの集大成の1つとして昨年度から取り組んでいるアプリの開発について、現在の開発状況を報告し、アプリが今後目指す方向性等を共有しました。

 また、県・市町村の保健事業に資する分析としてデータヘルス計画の策定に係る分析の状況や今後の進め方、がん対策事業に係る分析の現状・課題の共有等について報告し、引き続き関係者と連携しながら推進していくことを確認しました。

 

高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に係る分析