特定健診・保健指導従事者研修会(スキルアップ編)を8月3日(木)に開催しました。全4回のうち、第2回目となる今回は、前回に引き続き京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室 室長 坂根 直樹 氏を講師に招き、市町村や医療機関等から約65名の方にご参加いただきました。

 講義では、運動指導を実施するにあたって対象者の方に過去のスポーツ歴を聞くことで指導に繋がり、対象者の方の性格をタイプ別に分けることで、指導しやすく、効果的な運動療法を提案することができると説明していただきました。

 運動指導に対してハードルが高いと感じている受講生が多いなか、ハンドグリップ法、開眼片足立ちテスト、ダイナミックフラミンゴ療法、大腿四頭筋トレーニングなどさまざまな運動方法を具体的なやり方や効果などを説明していただきながら、実際に体験することで運動指導の自信upにつながる機会となりました。

 参加者からは、「性格タイプ判断をしてみて、その人に合わせた指導内容を考えてみたいと思った。」「具体的な場面における声掛けや実践方法などを学ぶことができたので、実践につなげていきたい。」等の声をいただきました。

 次回の研修は、鳥取大学医学部 地域医療学講座 教授 谷口 晋一 氏を講師とし、鳥取県警察本部、徳島県美馬市に事例発表をしていただきます。ぜひご参加ください。

【次回の研修内容】

日時:令和5年9月26日(火) 13:00~15:00

場所:中部総合事務所 第201会議室 第202会議室

講師:鳥取大学医学部 地域医療学講座

教授 谷口 晋一 氏

内容:特定保健指導実施率向上のための取り組み